今回の震災での多くの犠牲者にお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。 東日本大震災および長野県北部を震源とする地震により当館も大きく揺れましたが、幸いなことに一部ガラスが割れたりする程度で済み、自噴する温泉にも影響なく、営業を続けることが出来ています。
大きな被災を免れた宿として、宿を生業とする者として何かお役に立ちたいと思い、長野県の震災支援の取り組みに協力し、被災3県(岩手・宮城・福島)の被災された方々にしばしの休息の場として数部屋ですが提供させていただき心と体を休めて頂くよう登録をさせていただきました。
この取り組みは災害救助法に基づく受入となりますので被災県からの申し出を長野県が受け、長野県旅館組合会という団体を通じて県内全域で組織的に被災者の皆様を受け入れて行きます。
災害救助法により、被災3県から一時避難を勧められ、被災県・長野県との間の連絡調整を経て避難される方々については、県などが手配する避難移動用のバス・宿泊に関して補助の対象となります。受入期間は現在のところ、長野県としては5月末までを予定し、当館も2カ月を通じて数部屋での受入をさせていただく予定です。
上記のような流れでお越しいただく被災者の皆様は、当館をはじめ長野県各地で認定宿泊施設の登録をした旅館のうち、どこの認定宿泊施設をご利用になれるかは私どももわかりません。配宿は長野県などの対策部署に調整を委託している点をご承知ください。
このような災害救助法に基づいた方法とは別に、自主避難できる被災者、被災関係者の皆さまにも自然湧出の温泉で心と体を休めていただけたらと考えています。この場合は直接の予約となります。この場合、公的な宿泊補助などは適用されないのでご利用者の自己負担となりますが、なるべくご負担が少なく済むよう、そして素泊まりでも、3食の提供までもできるよう努力させて頂きます。そのため、通常の旅館サービスとは異なる点をご理解下さい。詳しくは直接ご相談ください。
もちろん、野沢温泉を訪れていただく一般のお客様への対応も通常通り行っております。
もともと客室数がそれほど多くない旅館ですので、ご不便をおかけしますが、被災された方々への一時的な避難と同時に、被災を免れた多くの皆さんが一刻も早く普段通りの生活、生活の潤滑油としての旅行を楽しんで頂く事も全体の復興に繋がると考えています。
中長期的な支援の中では、一時的な取り組みかも知れませんが「宿として今出来ること」を出来る範囲で行っております、ご理解とご協力をお願いたします。